2018年10月20日

『はみだしっ子』続編の舞台を見てきました

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昨年11月に観劇した劇団スタジオライフの『はみだしっ子』の続編を見てきました!
今回は前回のエピソードの後の、「残骸踏む音」「そして門の鍵」が取り上げられています。
原作を読み返してみると、台詞もシチュエーションもかなり忠実で驚きました。

この舞台は3つのチームが交代に演じているのですが、前回は一番のベテランの?TRKチームを見ました。
今回は最年少のBUSチーム。
初々しさや互いにじゃれ合うシーンはとてもはまっていましたが、4人の抱える闇の深さはやはりTRKチームの勝ちかな〜。
特にグレアム役の岩崎大さんはよかった。
今回はシドニーの役を演じていらっしゃいましたが、貫禄が違う!

そして、三原さんの台詞の特徴とも言える「アハ」「アハン」を忠実に演じてもらったのもファンとしてとてもうれしかったです。
前回も書きましたが、漫画で読むと少し難解に感じる台詞も、演劇の舞台で発せられるとスッと胸に入ってくるんですよね。
また、スタジオライフは全員男性の劇団で、女性役も男性が演じているのですが、そのことも、はみだしっ子4人を大人が演じていることも、まったく気になりませんでした。
シェイクスピア時代の舞台を見ていた人も、こんな気分だったのかな。
無理に子役を使ってリアルに演じるよりも、虚構に虚構を重ねたこういう舞台のほうが、作品世界の核を表現するのにふさわしいのだ、と、今回も思いました。

「そして門の鍵」の後のエピソードは、『はみだしっ子』最大のトピックにして最も見るのがつらい「山の上に吹く風は」なんですよね。
でも、この劇団と演出家さんなら信頼できるので、ぜひ続編をやってほしいです。
そして、できれば「奴らが消えた夜」まで進めて、「グレアムが好き! 大好き!」の幸せそうなマックスの笑顔を見せてほしいな〜。
ボリューム多すぎて難しいかな〜??
2回公演に分けてもいいです〜! 見たい〜!!

今日はBUSチームの東京千秋楽ということで、役者の皆さんからごあいさつがありました。
そこで、「原作者の関係者、出版社の関係者にも多大なご協力をいただいた」とおっしゃっていたのですが、うん、わかる。
だって、まさか今になってこんなにはみだしっ子グッズが買えるなんて思わなかったですもの!!
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個人的には、グレペンキーホルダーがうれしかったです!
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な、懐かしい!!

今回の観劇は、前回の『はみだしっ子』公演でたまたまお隣の席だった、くまひよさんにお付き合いいただきました。
あんな短い時間しゃべっただけでお友達になれるなんて、やっぱり『はみだしっ子』はすごい!!(私が図々しいとも言う)
くまひよさん、ありがとうございました〜!!揺れるハート揺れるハート揺れるハート

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posted by 管理人 at 22:11| 舞台・映画レビュー

2018年10月15日

飛田さんの舞台と吉沢君の映画

昨年は、チケットを持って家を出たのに、途中で立ち寄った主治医のところで「大学病院緊急入院」を言い渡されてそのまま入院→手術になったため、行けなかった飛田さんの舞台。
今年は無事行くことができました〜!!
『からまる』
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昨年見に行けなかったお詫びも兼ねてプレゼントを持っていったら、「終演後に本人に渡してください」と言われてパニック!
結局、終演後にスタッフさんに託して逃げてきました〜あせあせ(飛び散る汗)
無理だって、化粧も服装も雑だったし!!もうやだ〜(悲しい顔)

さて、舞台のあらすじは公式HPによると

舞台の時は江戸、場所は吉原、天下太平、
人々が娯楽を求め、町民文化が爛熟したこの時代。
版画を活用した浮世絵という日の本独特の絵画様式が花開き、
版元お抱えの様々な絵師達が創意を凝らし技を極め、人々はその大輪に熱狂した。
そんな時代の下世話繚乱


歌麿北斎写楽をモデルにした絵師3人と、その周りの人々の織り成す人間模様が描かれていました。
飛田さん北斎をモデルにした北辰役。
なんだろう……今までで一番役にはまっていた気が。
北辰は絵さえ描いていれば幸せで、出戻りの娘と口うるさい女房に叱咤されながらも、娘を愛し、女房に感謝している心の温かい人。
物語の本筋(?)の、悲惨な吉原の話には絡んでいないので、この一家にスポットが当たるとちょっとほっとしました。

EMIさんの脚本・演出はかなり形式美を追求していて、「観客をどんな気持ちに連れて行きたいのだろう?」と悩むことが多いです。
今回も相当悩まされましたが、うん、とにかく北辰ファミリーに癒されればいいか、と、途中で気持ちを切り替えました。
多分、見方間違ってる……たらーっ(汗)

劇団RELAXは結成25周年を迎えたそうです。
それだけ長い期間、忙しい声優さんたちが集まって舞台活動を続けてきたのはすごいと思います。
来年もぜひ、また見に行きたいです。
飛田さん、キャストの皆様、スタッフの皆様、お疲れ様でした!


そして、『銀魂2』を見たときに予告で気になっていた吉沢亮くん主演の映画、『あのコの、トリコ』も見てきました!
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いや〜、本当にこんなにキレイな男子がいるなんて奇蹟ですよね〜。ぴかぴか(新しい)
だってヒロインの雫ちゃんより顔が美しい(もちろん、雫ちゃんも生き生きとしていてかわいいです)んだもん!
あの睫の量は反則だ!!

公式HPによるストーリー紹介はこちら。

地味で冴えない男子高校生・鈴木 頼は、東京の高校に転入し、幼なじみで初恋の“あのコ”立花 雫と再会。女優を目指し真っすぐにがんばる雫にあらためて恋をした頼は、あるきっかけから、雫の付き人に。ランジェリー広告の撮影日、共演するはずだった人気俳優の東條 昴が、アクシデントで帰ってしまい、雫は降板させられそうになる。そんな雫を助けるために頼はなんと昴の代役を引き受ける。そして、この広告が話題となり、頼と雫、昴の未来を変えていく―。

ストーリーは王道ど真ん中の少女マンガなのである意味安心して見られます。
そして、さえない自信もない眼鏡男子が、大好きなヒロインを応援するために変わっていく…というストーリーが、吉沢君の顔面を堪能するのに最適で!!揺れるハート揺れるハート揺れるハート
いや〜、もう一回見に行っちゃおうかな〜。←

ただ、「さえない」時期も眼鏡では隠しきれない美貌が際立っちゃって、演技面ではしっかり「さえない」キャラを演じているのですが、「こんなにキレイだったらどんな女子でも気づくよね〜」と思っちゃいました。
だってこれですよ(↓)。
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ごちそうさまでした〜!
『銀魂2』沖田君に萌えた方には激しくオススメいたします!!!
……譲くんやってくれないかな…。

以下、コメントお礼です(もあな・あへさん)。

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posted by 管理人 at 00:26| 舞台・映画レビュー

2018年10月09日

ロンドン発のミュージカルとコメディ

2作品合同のレビューになっちゃいますが。
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1作目は根本正勝さん主演のロンドンミュージカル『In Touch』
ストーリーは公式HPに以下のように紹介されています。

時はそう遠くない未来。
地球温暖化対策で人類が大気中に放った二酸化硫黄の影響で深刻な環境破壊が起き、密室での隔離生活を余儀なくされた人類。
そんな中人間達が作りあげたのは、オンライン電脳空間『in touch』。
自分の分身のアバターを操作してコミュニケーションも買い物も投票だってワンクリック、座標を打てばリアルな旅行も楽しめる。
困ったことがあれば優秀なAIのトニーとアリスが助けてくれる。
そんな日々の中、トニーとアリスに「〜が欲しい」「〜したい」という感情が芽生え始め・・・。
愛とはなにか、情欲とは、絆とは…


近未来を舞台にしたSFで、AIが生活に深く入り込み、人と人とのコミュニケーションがネット上にほとんど限られてしまっている世界が描かれます。
根本さんの役は、大気汚染が及ばない僻地に、妻とともに逃れて「アナログ」な生活を選んだショーセフ
マーリンは車椅子生活のため、ネット上のアバターでコミュニケーションするのが唯一の生きがいとなっています。
彼女にとっては近所に人がいない、バリアフリーでもないこの地は決して居心地のいい場所ではありません。
その夫婦のもとに、「ある機械」が届きます。
それを巡って夫婦の間に決定的な亀裂が…。

ほかにも、ネット上の投票によって選ばれたコミュ障の若き大統領や、AIの二人、このネット社会の創造者など、さまざまなキャラクターが登場して、決して荒唐無稽ではない現実的な未来図を描いていきます。
ミュージカルなので歌も多くて、出演者のほとんどがミュージカル畑出身なのか、余裕のある歌唱を聞かせてくれました。

ファンとしては、J-POP的歌唱法のねもっちゃんがミュージカルの主演できるの? と、相当心配していたのですが、かなり鍛えてもらったようで、腹式呼吸の歌い方ができていました。
この調子でトレーニングを積んで、ミュージカル舞台にもどんどん出られるようになってほしいです。
地声に頼らず、正しい発声法を学んでね〜!!(あちらの世界には音大出の人がゴロゴロいるんだから)

で、舞台の感想ですが、いかにもロンドン発らしいとがった内容で、興味深くはあったのですが、「この舞台、いったい誰に思い入れをしたら?」と思ってしまったのも事実で。
やはり誰かしらの心情に寄り添えないと、すべて他人事に見えちゃうんですよね。
その意味で、翻訳ミュージカルをまだうまく着地させられていないのかな、と思いました。
もちろん、飽くまで個人的な感想です。


さて、二本目はこちらもロンドン発のストレートプレイ『Out of Order〜イカれてるぜ!』
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こちらは手練れぞろいの加藤健一事務所公演、しかも脚本は『ラン・フォー・ユア・ワイフ』等のコメディで有名なレイ・クーニー
はっきり言って、今回は脚本家で観劇を決めました!(そのくらい『ラン・フォー・ユア・ワイフ』が好き!)

ストーリーは、こちらも公式HPから。

ロンドン。臨時国会の最中だというのに与党副大臣のリチャード(加藤健一)が、敵対する野党議員の秘書ジェーン(加藤忍)とこれから内緒の甘い夜を迎えようと選んだ場所は、ウェストミンスター・ホテルのスイートルーム648号室。
ロケーションは最高!
テムズ川を一望できるすばらしい景色を堪能しようとバルコニーのカーテンを開けると…
そこにはとんでもない物体が!!!!

こんなものが知られたら私たちの秘密までバレてしまう!!
こんなスキャンダルがあってはならないともみ消し作業に呼び出されたのはリチャードの私設秘書ジョージ(浅野雅博)。
事実を知り嫌がるジョージに無理やり後始末をさせるものの、ホテル支配人(新井康弘)やリチャードの妻パメラ(日下由美)など、次から次へと予期せぬ訪問者のせいで、嘘に嘘を重ねて状況は悪くなる一方…バレれば政界も巻き込む大騒動!
もう取り返しのつかないこの事態に、果たして収拾はつくのか…!?!?


ここで触れられているのはほんのさわり。
とにかくすごい勢いで劇が転がっていきます。
その場しのぎでぺらぺらと嘘を重ねていく、さすが国会議員(?)のリチャードと、嘘のつじつま合わせを一手に引き受けさせられる私設秘書ジョージの対比がお見事。
この眼鏡男子でちょっと気弱な母親思いのジョージが最高なんですよ〜!!揺れるハート揺れるハート揺れるハート
最初は腰が引けていたのに、後半はヤケクソですごい変化を遂げます。
こういう面白さはやはりレイ・クーニーならでは。

加藤健一さんも台詞の間が絶妙で、笑わせる笑わせる!
久々にお腹を抱えて心から笑っちゃいました。
しかし、ジョージ役の浅野雅博さん、あれだけ動いて昼夜2公演とか体持つのかな〜。
役者さんは本当に重労働ですね〜。

こちらの劇では、浮気者のリチャードにはあまり同情できないのですが、完全に巻き込まれ被害者のジョージには心から同情して、一緒にハラハラできました。
同じロンドン発の2つの舞台、非常に好対照な内容でした。
若い人は前者のほうがぴったりくるかもしれませんね〜。

『Out of Order〜イカれてるぜ!』は明日、10日が千秋楽ですので、思い切り笑いたい方はぜひ足をお運びください!

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posted by 管理人 at 22:24| 根本正勝さん

2018年10月06日

さだまさしさんのコンサートに行ってきました!

最近行くコンサートと言えば、周りのお客さんは年下ばかり…ということが多かったのですが、断言しよう! 
このコンサートでは私は相当若い方だ!!
ということで、行ってきました「45周年記念コンサートツアー Reborn 〜生まれたてのさだまさし〜」
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中学生のころからファンなのに、コンサートに行くのはこれがやっと2回目!
しかも1回目は、社内コンサートだったのでちゃんと外部公演に行くのは初めてでした。
(社長がファンで、会社の大ホールに希望者を集めてコンサートしていただいたのです。ここで聞いた『風に立つライオン』に背中を押されて会社辞めちゃいました(^_^;))

開演前にLEDで光るブレスレット(赤青黄の3色)を売っていて、「さださんがライト?!」と思いつつも購入!
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あ〜、コンサートグッズに駄洒落を入れずにいられないアーティスト、もう一人知ってますわ。
ええ、ミッチーと呼ばれている人です(笑)。
ちなみに私の好きなアーティスト、MCが長い点も共通しています(松山千春Ashも長い!)

それはともかく、このブレスレットはオープニングの『パスワード シンドローム』で早速使いました。
この曲はナオト・インティライミさんが作詞作曲したということで、さださんにしては珍しくほかの人が作った曲です。
確かに曲調が全然違う!
パスワードを忘れちゃって焦るという歌詞が身につまされました(^_^;)。

続く『Reborn〜嘘つき〜』も同じく新アルバム『Reborn 〜生まれたてのさだまさし〜』収録の曲だったので
「あ、このコンサート、もしかして新アルバムの曲ばかりなのかな〜。ちょっと残念」
と思っていたら、立て続けに『線香花火』『指定券』『檸檬』と、往年の名曲を熱唱!
さださん「これをやらないとお客さんが安心しないので」

す、すみませんあせあせ(飛び散る汗)

さださん「お客さんから、あの曲が聞きたかった、あれはやらないの? とご希望をお寄せいただくのですが、『親父の一番長い日』とかフルコーラスやってたらほかの曲歌えなくなっちゃいますから」
確かに…。
さださん「ということで、ヒット曲詰め合わせを作ってみました」
え?!

続いて披露されたのは、『精霊流し』『無縁坂』『秋桜』『案山子』『北の国から〜遙かなる大地より〜』を1.5コーラスずつ歌いつなぐまさしく「詰め合わせ」
もうオールドファンは涙涙です。
そのあとは私の知らない曲が多かったのですが、ドラマ『天皇の料理番』の挿入歌『夢見る人』を歌ってくれたのはうれしかったです!揺れるハート

そして、間のMCがやはり長い長い(笑)。
面白いのですが、「この後歌う気あるのかながく〜(落胆した顔)と不安になるのはみっちーと同じですね。
あと、客層に合わせてトークの内容がかなり『お達者くらぶ』寄り?(たとえがすでに古い)
さださんのお母様が、お父様が亡くなられた後、全然寂しがらずに生き生きルンルンしていたとか、お父様が入院されるきっかけが大腿骨骨折だったとか。
「階段を二段下りれば何の問題もなくカギをかけられた扉を、二段下りるのを惜しんで踏み外して折っちゃったんですよ。だから、急がず、慌てず、惜しまず……そして頑張り過ぎず、が大切なんです。父はリハビリ頑張りすぎて、もう一回大腿骨折っちゃったんですから」

NHKの『ファミリーヒストリー』で、お祖父様が中国大陸を股に掛けるスパイだったことがわかったという逸話も話していらっしゃいました。
明治の人というのは、今の日本人よりもずっとグローバルに動いていたのかもしれませんね。
う〜ん、やっぱりさださんのコンサート独自の話題だなあ〜わーい(嬉しい顔)

さて、楽しく過ごしたコンサートの最後、アンコールで歌われた曲は初めて聞いたのですが、すごくよかったです。
『I'm a singer ~虹になりたい』
雪村いづみさんのために書いた曲だそうですが、今のさださんにもぴったり合うと思いました。

るんるん歌い手は虹のように 悲しみの雨の向こうで 
咲くものだろうか
I'm a singer 虹になりたい
ひとときのヒーロー演じて そして
I'm a singer 振り返ったら
幻のように 消え去るもの
誰かの幸せとひきかえに


さださん『風に立つライオン基金』というのを立ち上げて、天災の被災地や、高校生のボランティア支援などを行っているそうです。
子どものころから好きな人が、今も志を曲げずに活動している……そのことがとてもうれしいです。

ということで、少しでも利益を出してもらえるように、グッズやCDやパンフを買ってきました。
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右の浅田飴は、さださんコンサート用の特別仕様で、こちらも駄洒落になっております。
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「借金を返すのに必死で、やっと返し終わったと思ったら老後資金を貯めるのを忘れておりまして。『あ、さだ飴』を二億個売れば資金が貯まる予定です!」
……1個しか買わなくてすみませんでした。

ということで、45周年を迎えてもさださんの歌声は伸びやかで、叙情性にあふれていました。
手元には『夢回帰線』までしかアルバムがないので、少しずつ買い足していこうかな〜。
さださん、素敵なコンサートをありがとうございました!!!

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posted by 管理人 at 01:16| 舞台・映画レビュー