2018年02月14日

石田さんを求めて『ブリューゲル展』へ!

連休には、上野公園にも足を運びました。
目当てはこちら!
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『ブリューゲル展』です。
私は北方ルネサンスの絵画にはそんなに興味がないのですが、今回はなんと!
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石田彰さんが、初の音声ガイドに挑戦されているのですよ〜!!
完全にこれ目当てで行ってまいりました!!←

『ブリューゲル展』に行って初めて知ったのですが、「ブリューゲル」は有名な「バベルの塔」「農民の婚宴」を描いたピーテル・ブリューゲル1世を祖として、150年にわたり子や孫やひ孫が継承した一種のブランドなのだそうで、今回の展示でも各絵の横にそれが誰の絵なのか、ひと目でわかるマークが付けられていました。

ちなみに長男のピーテル・ブリューゲル2世は、晩年にグロテスクな絵を描いたので「地獄のブリューゲル」、次男のヤン・ブリューゲル1世は、花の絵を好んで描いたので「花のブリューゲル」と呼ばれていたそうです。

それにしても北方絵画はサイズが小さいですね〜。
イタリア・ルネサンス期の絵画を見慣れていると、「ええ〜っ?!」と驚くほど小さいです。
飾る場所やニーズの違いなのかもしれませんが、相当がんばって首を伸ばさないとディテールがわからない絵も多かったです。
そもそも聖家族とかより景色重視の構図だし。
近眼気味の方は眼鏡必携です!!

さて、そんな中、石田さんのガイド音声はよかったですよ〜。
(一応反転)ブリューゲル工房の名もなき職人……という設定で、親方やその息子たちの日常を語りつつ、絵の登場人物の声も演じ分けてくださいます。
女神さま(正確にはアレゴリーですが)
とかもあるので、おいしいおいしい。るんるん
聞く価値大いにありです!

さらに2月18日までは、一部フロアが写真撮影OKになっています。
今月のブログトップのような、花の絵画の写真が撮れるのがうれしかったです。
ちなみにブログトップの絵は、孫のヤン・ブリューゲル2世による「籠と陶器の花瓶に入った花束」

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↑こちらは子の「花のブリューゲル」ヤン・ブリューゲル1世と、孫のヤン・ブリューゲル2世による「机上の花瓶に入ったチューリップと薔薇」
「ブリューゲル展」のポスターに使われている美しい絵です。

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↑孫のアンブロシウス・ブリューゲルによる「ガラスの花瓶に入った花束」
青いチューリップがきれいですね。

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↑こちらも孫のアンブロシウス・ブリューゲルによる「花瓶に入ったチューリップとダリア」
額縁の存在感がすごかったです(笑)。

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↑孫のヤン・ブリューゲル2世による「ガラスの花瓶に入った花束」
右下にかたつむりがいますね。

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↑ひ孫のヤン・ピーテル・ブリューゲルによる「花の静物」
彼と弟のアブラハムは勉強に行ったイタリアに留まって活躍し、同地で没したそうです。

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↑孫のヤン・ブリューゲル2世フランス・フランケン2世による「彫刻と鍍金の施された花瓶に入った花束」
当時は「花」「人物」「花瓶」など、それぞれが得意な部分を描いて作品を仕上げる「合作」が盛んに行われていたのだそうです。

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↑ひ孫のアブラハム・ブリューゲルによる「果物と東洋風の鳥」
ローマで描かれた一作ということですが、確かにイタリア絵画の影響が顕著ですね。

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↑3人目のひ孫、ヤン・ファン・ケッセル1世による「蝶、カブトムシ、コウモリの習作」
なんとこの絵、大理石の上に描かれているんです。
動物画が得意な画家だったそうです。

ここからはブリューゲルらしい農民の絵をご紹介。
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↑子のピーテル・ブリューゲル2世による「聖霊降臨祭の花嫁」(部分)。
子どもたちが花婿と花嫁に扮して練り歩いている風景です。
このピーテル・ブリューゲル2世は父の作品の複製を数多く作り、工房を支えたそうです。
当時の絵画は、芸術作品というより、家具に近い感覚だったのかもしれません。
人気のあるデザインは、使いまわすのが基本。
「鳥罠」という作品は、実に100点以上もコピーが作られたのだとか。

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↑こちらも子のピーテル・ブリューゲル2世による「野外での婚礼の踊り」(部分)。
この展覧会で最大の呼び物です。
会場ではこの絵がCGで動くところも見られるので、生き生きとしたフランドルの農民たちの宴会を楽しんでください!

会場の外には、記念撮影用のこんなコーナー(↓)も用意されていました。
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スマーフもベルギーのキャラクターだったんですね〜。

さらにベルギーと言えば、忘れちゃいけないのがゴディバです!
しっかりコラボしてましたよ〜。
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カップの左にあるのが、ゴディバのチョコレートクッキーです。
帆船マニアの私は、気づくとメモ帳とマグカップも買ってました(^_^;)。
ショップが充実しているので、帰り際の衝動買いにご用心!(笑)

あ、上野公園シャンシャンブームに沸いていましたよ。
こんなコーナー(↓)が作られていて、動画を流していました。
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今度はシャンシャンに会いに来るぞ〜っ!!

以下、コメントお礼です(さくやさん)。

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さくやさん

そうなんです、やっぱり両方見ておいたほうがいい気がして、ブリューゲル展会場から中目黒まで日比谷線で直行しました(笑)。
カンパニーとしては確かに『Oh! Tsukimi』のほうが落ち着いてたな〜。
でも、個性が際立っていたのは『Cherry』だったと思います。
二つのカンパニーを同時に演出って、大変だけど楽しかったんじゃないかな?
キタムラさんの次回作、楽しみですよね!!
posted by 管理人 at 13:00| 日記