2019年05月23日

舞台2本と映画2本の駆け足レビュー!(ネタばれなし)

一部の皆様にはご心配をかけてしまったようですが、ちゃんと生きています!
ゴールデンウイークからこっち、遊びすぎてブログを書いている時間が取れませんでした〜!
ということで、本日は舞台2本と映画2本を極めて雑にレビューします!
だってそうでもしないと書ききれない〜!!あせあせ(飛び散る汗)
イベント2本のレポはこの後になります〜!!

さて、最初の舞台は『PSYCHO-PASS サイコパス Virtue and Vice』
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愛する鈴木拡樹くんが、愛する『PSYCHO-PASS』の舞台で主演してくれるなんてサイコー!!揺れるハートと、ワクワクしながら劇場に向かいました。

ストーリーは公式HPでご確認いただくことにして、舞台の感想のみ述べさせていただきます。

『踊る大走査線』の演出家としても有名な、『PSYCHO-PASS』の生みの親、本広克行氏の演出は、まさに『PSYCHO-PASS』の世界でした。
アニメでおなじみのキャストは登場しないのですが、世界観といい、ひねりがききまくったストーリーといい、犯罪の猟奇性といい、まったくそのまま!
そう感じさせられた大きな理由は、きわめて「映像的」な表現にあります。
紗幕やセットの各所に次々と投影されるさまざまなイメージ。
回想や登場人物の心象やカットバック的なシーンが目まぐるしく移り変わり、アニメ『PSYCHO-PASS』が忠実に再現されます。

ただ、そういった演出が生身の人間が演じる「舞台」の魅力を少し削いでしまったようにも感じました。
何せ主演はあの鈴木拡樹くんです。
いくらでも複雑で矛盾した人間像は演じられたはず。
しかし、一度見ただけではその辺が非常にわかりにくかったのです。
さらに登場人物が全員男性で、服装が似ていたためキャラをつかむのに時間がかかりました。
その間に大切な伏線を相当見逃してしまったはず。
つまり、映像作品のように巻き戻せない舞台作品の演出としては、多少配慮に欠けていたように思うのです。

逆に言うと、普段見ている舞台というのは、ちゃんと舞台用の演出や配慮がされているんですね。
クローズアップやカットバックが使えない分、各登場人物の心情や行動を丁寧に描いたり、伏線を印象に残るように見せたり……。
映像的表現を舞台に置き換えるのではなく、舞台でしかできない、舞台だからこそできる表現をもっともっと取り入れてほしい! 
役者さんの魅力がしっかりと伝わってくる内容にしてほしい! と、強く感じた作品でした。
同じようにCGを使いまくっても、劇団新感線『メタルマクベス』では役者さんたちの魅力が爆発していましたから、絶対できると思うのです。


さて、2本目は私の最推し俳優、根本正勝さんが出演した『クロードと一緒に』です。
20190521b.jpg
横浜・赤レンガ倉庫の中にある劇場で上演されました。
あんなところに劇場があったんだなあ〜。

ストーリーは公式HPを参照していただくことにして、こちらはまるで『PSYCHO-PASS』の対極にあるような、実に演劇的作品でした。
固定されたセット、BGMもなく、刑事と男娼のほぼ二人だけで繰り広げられる物語。
ベケット『ゴドーを待ちながら』ほど不条理ではなく、映画の『桐島、部活やめるってよ』ほど展開がにぎやかでもなく……。
一番近いのは加藤健一さんの一人芝居、『審判』
いや、二人芝居の『スルース』かな??
ただ、後者2作ほどエンタメ性はなかったです。
見る側が相当追いつめられるタイプの劇。

刑事役の根本正勝さんは、ものすごい量のセリフをものすごいスピードでまくし立てる役で、言っている内容もかなり下卑てきわどいのですが、持ち前のノーブルさのためか、聞くに堪えないような下品さは感じられませんでした。
男娼役の小早川俊輔さんも素晴らしい熱演で、不敵さ、捨て鉢さ、絶望や純粋さなど、クルクルと目まぐるしく変わる感情を見事に表現。
「うわ〜、こんなに実力のある若手俳優さんがいたんだな〜」と感動してしまいました。
小劇場ならではの、すぐ目の前で繰り広げられる息詰まる演技のぶつかり合い。
お二人の役者修行の一環としてはとても意味のある、ハードな経験になったと思います。

が、私はこの手の話、苦手だわ〜!!あせあせ(飛び散る汗)
これだけストイックな道具立てで観客に「我慢」を強いるのなら、せめて『審判』のようなカタルシスや、『スルース』のようなエンタメ性を入れてほしい!
私は男娼の心理にまったく肩入れできなかったので、
「はあ、そうだったんですか…。最初からもうちょっと順序立ててお話しいただければ、上演時間が半分ですみましたよね〜」
などと、身も蓋もない感想を抱いてしまいましたよ!
もちろん好みや相性の問題なのでしょうが……。
演劇には本当にいろいろな種類があって、相性が合わないお芝居の場合、見るのが結構大変だよ〜! ということをあらためて思い出しました。
ちゃんと理解できなくてすみませんあせあせ(飛び散る汗)


さて、続く2本は映画です!
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『キングダム』
もちろん吉沢亮くん目当てだ!←
そして、すごく面白かった!!

原作の知識ゼロで見に行ったのですが、ちゃんと話はわかるし、キャラもつかみやすいし、展開にドキドキできました。
主人公は正義感と身体能力はずば抜けているけれど、ちょっとおバカ(山ア賢人くん、素晴らしい)。
親友は優しく美しく儚く、後に出てくる王様はクールでシニカルでかっこいい!(吉沢くん、演じ分けが見事)
マスコット的に登場する少女は生意気でかわいくて健気(神楽〜じゃなくて橋本環奈ちゃん、いいね!)。
こ、こ、これぞ少年漫画!!!
なつかしささえ感じながら見てしまいました。

こういう少年漫画では悪役の存在感が大切で、それをゲスな感じで演じてくれた本郷奏多くん、圧倒的な強さを感じさせた坂口拓さん、本当にありがとう!!
長澤まさみさん大沢たかおさんもさすが!!
完全に中国のお話なんですが、全部日本語で理解できるってうれしいですね(笑)。
まだまだ原作では序盤の部分の物語だったので、続編期待しています!
次はどんな敵役が登場するのかな〜??


はい、最後はこちらの1本!
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『名探偵ピカチュウ』
モフモフ好きの私としては見逃せない映画でした。
そして、本当にモフモフしたくなりました〜!
ピカチュウかわいすぎる〜!!

お話は結構まともで、伏線もきっちり回収される構成。
キャラのかわいさだけに頼った映画ではありません。
でも、個人的にはもっとかわいさを強調してもらってもよかったかも。
コダックとか、もっとかわいくできるよね?
ガーディイーブイももっとアップで見たかったわ〜。
イチ推しのコイキングが出てきてくれたのはうれしかったですが、実写だと多少生臭そう…(^^;)。
モブだけどヒトカゲがかわいかったです。

時間の都合で吹き替え版のほうを選んだのですが、三木さんが結構重要な役で出ていらっしゃいました!
竹内涼真くん西島秀俊さんの吹き替えも悪くはなかったですが、やっぱり完全に画面に集中できるプロの声優さんにお願いしたいですね。
役者さんだとどうしても注意が逸れてしまう瞬間があるので。
最後のエンドロール、ピカチュウの声として大谷さんがメインキャストにクレジットされていたのはとってもとってもうれしかったです。

以上、4本まとめてのレビューでした〜!!

以下、コメントお礼です(吉川さん)。

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吉川さん

コメントありがとうございます!
お返事がめちゃくちゃ遅くなっちゃってすみません!
言語的にはものすごく豪華な1本でしたよね。
翻訳本当にお疲れ様でした。
ゲーリングの行為を芸術の保護と言われてもねえ。
彼らがやったのは個人的な好みによる選別であって、芸術に対する態度としては一番やっちゃいけないことだったと思います。
まあ、昔の王侯貴族気取りだったのでしょう。

『僕たちは希望という名の列車に乗った』は、もう上映始まっているのですね。
時間作って見に行くようにします!
まずはクラス会でお会いしましょう!

posted by 管理人 at 12:26| 根本正勝さん