2012年03月19日

『雷ヶ丘に雪が降る』見てきました

20120318.jpg

実際に見たのは土曜日ですが、ネタバレになるので千秋楽までレポを待ちました。
染谷俊之さん出演の舞台『雷ヶ丘に雪が降る』は、一応戦国時代のお話。
織田信長今川義元を討ったころの、火の国、現在の佐賀県を治める戦国大名、龍造寺が敵役で登場します。
(もっとフィクションっぽく設定されていますが)

火の国の雷ヶ丘と呼ばれる丘には「雷神が降りてくる」という伝説があり、山賊、雷神風神が根城にしていました。
その麓の村に暮らす盲目の少女、初花には「人の手に触れると心を読むことができる」能力があり、偶然行き会った雷神の心が「人を殺したくない」という叫びで満ちていることを知ります。
やがて、軍事的な要衝である雷ヶ丘に城を建てるため、龍造寺が村に来るという噂がたち、雷ヶ丘には雷神風神のかつての仲間である海神、地神、火神が戻ってきます。
全員がそろえば龍造寺など恐れるに足りない!と気勢を上げる彼らの元に、初花を含む村人たちが「村も守ってほしい」と陳情に訪れました。
初花に一目ぼれした風神の口添えもあって、山賊たちはそれを引き受けるのですが……。

染谷くんはこの雷神・風神の仲間、火神を演じています。
本名は迦具土神遊児(かぐつちゆうじ)。
迦具土神イザナミが産んだ火の神の名前ですね。
武器は火縄銃と小刀。
肉弾戦の殺陣の中で、銃を使わなきゃいけないというのは大変そうでしたが、がんばって使いこなしていました。
イケメンさんがたくさん出ている舞台ですが、染谷くんの姿と顔の麗しさは素晴らしいですね〜。
課題はやっぱり声なんだよな。
発声が一本調子にならないよう、細かいニュアンスをこめる稽古をぜひがんばってほしいです。
舞台上で「声がいい」「台詞が通る」というのは、場を制する力がありますからね。

それにしても、殺陣がメインの舞台って『七人の侍』パターンがものすごく多いですね。
村人を守るために荒くれ者が集まって、最終的に次々と死んでいって、荒くれ者1名と村人たちが残るという。
確かにストーリーとしては収まりがいいのですが、さ、さすがに飽きてきたかもふらふら
悪が記号にならず、村人たちもただの無垢で善なる存在でなく、人が死ぬことだけでドラマ性を出すわけじゃない……そんなお芝居、見てみたいなあ。

とにかく染谷くん、お疲れ様でした!
『遙か2』の舞台もがんばってね!!

以下、拍手お礼です(葉月さん、朱夏さん)。

web拍手 by FC2
続きを読む
posted by 管理人 at 00:00| 染谷俊之さん

2012年01月21日

『どんでん』観てきました(ネタばれなし)

20120120.jpg

昼間の吹雪を見て「今日、行けるんだろうか?がく〜(落胆した顔)と不安になりましたが、夕方には雪がやみ、幸い積もってもいなかったので何とか劇場へ。
出演者が多い劇だなあとは思っていたのですが、本当に多かったです。
おかげでロビーは花で埋まっていて、椅子に座るのに花の背後に入るはめに(笑)。

まだ土日の公演があるので詳しい説明は避けますが、時は幕末。
最初は江戸、次に遠江(静岡)へと舞台が移ります。
主役は江戸の道場主の息子二人で、兄を兼崎健太郎さん、弟を高木心平さんが演じています。
高木さんはもう何度か舞台で見ていて、最近は何と言ってもTV版『桜蘭高校ホスト部』の双子役が忘れられませんが(舞台でも何度かホスト部ネタ出てきます)、兄の兼崎さん「見覚えがある、見覚えがある」とすごく悩みながら見ていました。
家に帰ってきて検索したら、『戦国鍋TV』堺衆呂宋助左衛門だった〜!!ひらめき
何かと壺を売ろうとしていた人ですね。納得〜!

染谷くんは、舞台が遠江に移ってから登場します。
やくざ一家の三下(一応子分がいるので下から二番目)役なので、動き回ってわめいておどけて……という感じ。
相変わらずダンスの切れはいいし、殺陣も頑張っていました(今回の役は弱いからドヤ顔ないけど)。
ただ、前回のびっくり箱役同様、叫ぶ台詞が多いので喉は大丈夫かとはらはら。
幸鷹さん役のときはちゃんとお腹から声が出ているから、比較的高い声の役のときも喉を傷めない発声法を確立してほしいな。
がんばってくれ〜!
あ、今日は小道具の杯が舞台上をゴロゴロと転がっちゃったのですが、素早く拾って自然な芝居で元に戻した染谷くんの反射神経のよさが光ってました。GJ!

ちなみにこのやくざ一家で一番背が高くて目立っていた俳優さん……小谷嘉一さん『戦国BASARA 3』の舞台で毛利さんを演じた人なんですね。
こ、こんなに大きな人が毛利さんをやっていたのか!
ご本人、泣いて喜ぶんじゃ?←

中原さんのキャラを演じた俳優さんが共演するという、ちょっと珍しい舞台でした。


舞台全体は、笑いをちりばめた見やすいお話に仕上がっています。
ただ、後半のシリアスさが結局どこに収れんされたのかが見えにくい。
個々の人物にストーリーはあるけれど、その感情の流れと舞台的な盛り上がりがいまひとつうまく重なっていないため、話に引き込まれて気持ちをガッチリ共有するところまではいきませんでした(飽くまで個人的な感想です)。

登場人物の中で一番魅力的に思えたのは、やくざの親分さん
さすがのベテラン芝居でした。

以下、拍手お礼です(葉月さん)。

web拍手 by FC2
続きを読む
posted by 管理人 at 02:16| 染谷俊之さん

2011年11月08日

『すず恋』千秋楽見てきました

日曜日は、絶叫nightを最後の10分くらい残して会場を離脱し、中野ザ・ポケット『すずの兵隊さんと愉快な仲間たちの恋物語(すず恋)』を見ました。
2011110602.jpg

いや、普通に千秋楽を見るつもりでチケットを取っていたのですが、絶叫nightが急遽決まったのでこんな綱渡りのスケジュールに……ふらふら
でも、間に合ってよかったです。
以下ネタバレありますので、DVDで楽しみたい方は回れ右でお願いします。


『すず恋』は、『遙か2』幸鷹さんを演じた染谷俊之さんが出ている舞台。
「幸鷹さん以外の役だとどんな感じになるのかな〜」と見に行った最初の舞台が、話がすごすぎて演技を見るどころじゃなかったので、今回こそちゃんと見られますように〜、まともなお話でありますように〜と祈りながら足を運びました。


アンデルセン『すずの兵隊さん』をベースに、全体の物語は『トイ・ストーリー』風。
あーちゃんという女の子の持つおもちゃたちが、夜中に踊ったり歌ったり喧嘩したりしていて、そこに新たに加わったすずの兵隊さんと一番古参の「お人形さん」のラブストーリーが展開します(現代日本が舞台なので、おもちゃの中にはたまごっちウルトラセブンくいだおれ人形とかもいます)。
クライマックスは、入院したあーちゃんを励ますビデオレターをおもちゃたちが病院に届けようとするところ。
無事届け終わって、仲間同士の絆も生まれて、兵隊さんお人形さんが幸せになって……というところで、突然2人は突風に飛ばされ、暖炉に落ちて溶けてしまいます。
そうだ、原作の兵隊さんは溶けちゃうんだった!がく〜(落胆した顔)と、ここでようやく思い出しました。

現代っぽさがうまく生かされていて、映像の演出もうるさくないし、出ている役者さんたちもそれぞれ個性的で達者。
何人かすごく歌がうまい方たちがいて、びっくりしました。
劇としてはウェルメイドな作りだと思います。


染谷くんは原作では悪役の「びっくり箱」
一番驚いたのは、開演前から舞台の上に箱があって、
「そういえばびっくり箱役ってブログで言ってたなあ。あの箱に入るのかな?」
と思っていたら、開演と同時にそこから飛び出したこと!
ということは30分以上じーっとあの箱の中で待機してたんですね!?
なんという我慢役!!ちっ(怒った顔)

「びっくり箱」は口が悪くて焼き餅焼きで、おもちゃの中ではトラブルメーカー。
青いアフロのかつらをつけて、悪態つきまくる染谷くんが新鮮でした。
ほとんどの台詞を怒鳴ってしゃべるので、千秋楽の今日はかなり喉がキツそう。
ダンスシーンはやっぱり動きがキビキビしていてきれいでした。
何せほとんど全シーンで箱をかぶっている(正確には肩から吊っている)ので、狭いところを通ったり、キャストを前に通したりするとき、箱を器用に小さくする動作がかわいらしい!
目が大きいので、表情の変化が客席に伝わりやすいのが有利ですね。

一方で、怒鳴る台詞がどうしても一本調子になりがちなのが課題かな。
喉を壊さないように怒鳴る発声法と、怒鳴っても台詞がはっきり聞こえる滑舌と、怒りや不満の表し方に細かい多彩なバリエーションをつける表現力。
その3つをさらに精進してぜひ身につけてほしいです。
途中、反省してしゃべるところとかはすごくよかったので、ああいうメリハリを怒っているシーンでも入れていってほしい。
朗読劇とかに挑戦すると、台詞に細かい表情をつける練習になるかも?
あとは厳しく細かく指導してくれる演出家の人とお仕事できるといいなあと思います。

最後のごあいさつ、染谷くんから告知はなかったんですが、
「1月と6月にあるけど、まだ言えない」
とのことなので、楽しみにしておきます。
公演、お疲れ様でした!
喉を大切にね〜!!


あ、かつらを取ったら本当に地毛の髪型が幸鷹さんでした。
きれいな髪〜!! ときめいた〜!!ぴかぴか(新しい)

以下、拍手お礼です(苑さん)。

web拍手 by FC2
続きを読む
posted by 管理人 at 00:00| 染谷俊之さん

2011年08月22日

染谷くんの舞台を見てきました

20110821.jpg

『遙か2』の舞台で幸鷹さんを演じた染谷俊之さん出演の劇を見てきました。
が……私にとっては残念な出来だったので劇のタイトルは記しません。
若い役者さんの場合、そうそう出演作に恵まれるわけではないので、まあこういうことはあります。うん。
もちろん、個人的な意見ですので、意見が異なる方は以下はお読みにならないようお願いします。

ストーリーを記す気になれないので、印象のみ。

この舞台は三部作の最終作らしく、それまで戦国時代あたりを舞台にしていたのが、今回は現代の学園に舞台が移っています。
八犬伝ということで、八剣士が生徒として出てきます。
染谷くんの役どころは、代々里見家に仕えてきた家柄の末裔。
絶海の孤島に立つ、セレブの子弟が集まる学園の生徒会長でもあります。
眼鏡で紺ブレです。
実は悪の組織の一員で、怪しい新興宗教の教祖も務めています。

あああ……ここまで設定を書いただけで、この劇の中二病具合が伝わるのではないでしょうか。
染谷くんはビジュアル的にも演技的にもすごくいいのに!
悪役っぷりも似合ってるし、教祖役のときの長いドレスのような衣装での殺陣もすごく素敵なのに!
ダンスも思ってたよりずっとうまかったのに!!
話が、話が〜〜!!!がく〜(落胆した顔)もうやだ〜(悲しい顔)ちっ(怒った顔)

話がぶっとんでいるという意味では、かの『バトラーvs.バトラー』を思い出させますが、出演者のレベルは今回の劇のほうが高いんじゃないかな。
お話さえしっかりしていれば、ちゃんと生きるキャストだろうにもうやだ〜(悲しい顔)
あ〜もったいない。

ときどきそれらしい背景説明が入るのですが、これがとにかくイタイ。
「敗戦、バブル崩壊と2つの苦難を経ても…」って、いや、日本の危機はもっとたくさんあったよ?
よくわからないならあんまり現実世界とリンクさせないほうがいいよ?

総じて「中二病」な劇だな……と、結論を出そうと思ったら、終盤にかけて「いや、これ、むしろ小学生レベル? 子供のころ『何とかごっこ』をやっていると、こういうストーリーの崩壊の仕方をしたもんだ」と思うように……。
誰もこの企画、止めなかったんでしょうかorz。

染谷くんのポテンシャルが確認できたという以外の収穫は、最初に歌われた主題歌が、なんとNHKでやってた『新八犬伝』の「巡る巡る巡る因果は糸車〜」だったこと。
な、懐かしすぎるだろう。

とにかくですね。
次はもっといい作品に出られるといいね、染谷くん
キタムラさん『遙か2』の再演と続編作ってくださいよ〜!!あせあせ(飛び散る汗)

以下、拍手お礼です(友さん)。

web拍手 by FC2
続きを読む
posted by 管理人 at 00:00| 染谷俊之さん

2011年08月09日

染谷くんのDVD見ました〜

文月さんからお借りした演舞Re夢のDVD『with』をやっと見ました〜!(文月さん、遅くなってごめん〜!!あせあせ(飛び散る汗)
演舞Re夢『遙か2』の舞台で幸鷹さんを演じた染谷俊之くんが入っているユニットです。
DVDはその3周年記念に出したもので、イベントのバックステージとか、CDのレコーディング風景とか、スチールの撮影風景の合間にメンバーがちょっとコメントするような構成になっています。

こういうタイプのDVDは、Ashのメイキングオブで見たことがありますが、うん、Ash、さすがに年の功でエンターテナーしてたんだね(笑)。
カメラの向こうの人間を楽しませようと努力してたんだなとあらためて思いました。

演舞Re夢はメンバーが若いこともあって、もう本当にマンマです。
ホームビデオのごとく……たらーっ(汗)
そのほうが素を見られてファン的には楽しいのかな?
ファンの欲目で見ると、やっぱりユニットの中で染谷くんは輝いてるなあと思います。
かわいいしね〜。揺れるハート

いまどきの俳優さんはみんなイケメンだし、歌って踊って演技してと、ひととおり全部求められます。
そして、ひととおりできる人は本当に星の数ほどいるわけで。
この世界で生き残っていくつもりなら、お金はないだろうけど、まだ時間があるこの時期にきちんとしたトレーニングを受けてほしいな。
専門的に歌を学んだ人と同じ舞台に立ったら差は歴然だし、ダンスも同じ。
いくらスポットや台詞で差をつけてもらっても、実力の差は隠しようがないし、そこが舞台の醍醐味なので。

今月は、染谷くんの舞台を見る予定もあるので、幸鷹さん以外を演じるとどんな感じなのか、しっかり見てこようと思います。
なんか悪役らしいし。楽しみ〜!!

web拍手 by FC2
posted by 管理人 at 00:00| 染谷俊之さん