実際に見たのは土曜日ですが、ネタバレになるので千秋楽までレポを待ちました。
染谷俊之さん出演の舞台『雷ヶ丘に雪が降る』は、一応戦国時代のお話。
織田信長が今川義元を討ったころの、火の国、現在の佐賀県を治める戦国大名、龍造寺が敵役で登場します。
(もっとフィクションっぽく設定されていますが)
火の国の雷ヶ丘と呼ばれる丘には「雷神が降りてくる」という伝説があり、山賊、雷神と風神が根城にしていました。
その麓の村に暮らす盲目の少女、初花には「人の手に触れると心を読むことができる」能力があり、偶然行き会った雷神の心が「人を殺したくない」という叫びで満ちていることを知ります。
やがて、軍事的な要衝である雷ヶ丘に城を建てるため、龍造寺が村に来るという噂がたち、雷ヶ丘には雷神、風神のかつての仲間である海神、地神、火神が戻ってきます。
全員がそろえば龍造寺など恐れるに足りない!と気勢を上げる彼らの元に、初花を含む村人たちが「村も守ってほしい」と陳情に訪れました。
初花に一目ぼれした風神の口添えもあって、山賊たちはそれを引き受けるのですが……。
染谷くんはこの雷神・風神の仲間、火神を演じています。
本名は迦具土神遊児(かぐつちゆうじ)。
迦具土神はイザナミが産んだ火の神の名前ですね。
武器は火縄銃と小刀。
肉弾戦の殺陣の中で、銃を使わなきゃいけないというのは大変そうでしたが、がんばって使いこなしていました。
イケメンさんがたくさん出ている舞台ですが、染谷くんの姿と顔の麗しさは素晴らしいですね〜。
課題はやっぱり声なんだよな。
発声が一本調子にならないよう、細かいニュアンスをこめる稽古をぜひがんばってほしいです。
舞台上で「声がいい」「台詞が通る」というのは、場を制する力がありますからね。
それにしても、殺陣がメインの舞台って『七人の侍』パターンがものすごく多いですね。
村人を守るために荒くれ者が集まって、最終的に次々と死んでいって、荒くれ者1名と村人たちが残るという。
確かにストーリーとしては収まりがいいのですが、さ、さすがに飽きてきたかも
悪が記号にならず、村人たちもただの無垢で善なる存在でなく、人が死ぬことだけでドラマ性を出すわけじゃない……そんなお芝居、見てみたいなあ。
とにかく染谷くん、お疲れ様でした!
『遙か2』の舞台もがんばってね!!
以下、拍手お礼です(葉月さん、朱夏さん)。
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